腹胸式呼吸法（腹式）

（アニメを繰り返してご覧になりたい方は、ブラウザの「更新」（「再読み込み」）ボタンを押して下さい。再びアニメが始まります。） 　これは、腹胸式呼吸法の腹式呼吸法の部分です。本来は腹式１呼吸のあと、胸式呼吸２呼吸を続けて行なうのですが、ここでは２つの呼吸法を分けて表示しました。ちなみに、後期の腹胸式呼吸操練法は、腹式と、胸式を分けて行います。 　今回ホームページの読者、長崎様のご指摘により、この呼吸法の連続写真（「強い身体を造る法」Ｐ．８２〜８３）は、ページが逆になっていることが判明しました。長崎様のご指摘によりますと、ページ通りに写真をたどると、最初腹をへこませ胸を大きくして息を吸い込み、続いて腹を膨らませるいわゆる逆腹式呼吸法となりますが、解説文とは一致しません。ところが、写真のページを逆にして写真を並べ替えると、解説どおりになります。また、腹胸式呼吸法から胸郭拡張法にいたる４つの呼吸法の連続写真は、別々のものではなく一続きのもので、そのつながり方から見ても、ページを逆にしたほうが、次の胸式呼吸法とスムースにつながります。 　 　このようなご指摘を受け、詳細な検討をしましたところ、長崎様のご指摘のとおりであることが判明しましたので、ここに写真を入れ替え訂正いたします。この場を借りてご指摘してくださった長崎様に御礼申し上げます。ありがとうございました。 　参考までに「強い身体を造る法」Ｐ．８２〜８３に掲載されている腹胸式呼吸法の解説を引用します。 （イ）枕をせずに仰向きに寝て、両足を伸ばしたまま両踵を２尺（30ｃｍ〜４０ｃｍほど）ばかり離し、全身に力を入れず、顎を上げて気管を楽にしておきます。 （ロ）身体を反らして、腰の下に両拳が入る位の隙をこさえておきます、そして両手を軽く腰にあてます。 （ハ）鼻から静かに空気を吸い込みながら、下腹部をできるだけ膨らます。ただ腹を大きく膨らましさえすればよいのです。 （二）空気を充分に吸い込んで、腹部が膨らみましたらば、腹に力を込めながら鼻から息をもらします。それから咽喉の奥でいきむようにし、ウーンと極めて静かに強く長く鼻から吐き出し、途中で２回位息を吸い込んで足しながら漸次腹をへこませ、終わりまで吐き出してしまいます。これで腹式の１呼吸が終わりです。 　また、解説文では触れられていませんが、腹に力を込めて息を漏らした時に、踵に力をいれてつっぱり、つま先を立てている様子も見てとることが出来ます。