腹胸式呼吸法（胸式）

（アニメを繰り返してご覧になりたい方は、ブラウザの「更新」（「再読み込み」）ボタンを押して下さい。再びアニメが始まります。） 　これは、腹胸式呼吸法の胸式呼吸法の部分です。本来は腹式１呼吸のあと、胸式呼吸２呼吸を続けて行なうのですが、ここでは２つの呼吸法を分けて表示しました。ちなみに、後期の腹胸式呼吸操練法は、腹式と、胸式を分けて行います。 　「強い身体を造る法」Ｐ．８３の胸式呼吸法の解説を引用します。 （ホ）息を吐き出して腹がへこんだ時に、腰にあてた両手の力を抜いたまま脇の下まで持ちあげ胸を横に開きながら空気を充分に吸い込みます。 （ヘ）そしてそのままの形で、空気を鼻からスーッと吐き出し、ただちに新しい勢いで、口唇に力を入れ、充分に吸い込みます。 （ト）吸入その極に達しました時、ウッと鼻から息をもらして、腹にちょっと力を込め、それから口を細く結び、極めて、極めて静かに、ゆるやかに、強く細く長く、口から息を吹きながら、だんだんと、胸をすぼめて空気を吐き出してしまいます。これが胸式の２呼吸です。 　とありますが、このフィルムを見ますと、手は腰の少し上にあてたままで、脇の下にはもってきてはいません。ただ、呼吸の終わりに近づくにつれて、手首が緩んでくるのが観察されます。また、その他の点は動きが小さすぎて、このフィルムからは見てとることは困難です。 　後期の完成形の胸式呼吸操練法では、脚は閉じて行なう点が大きく異なりますが、その他の点はここで紹介されている呼吸法とあまり変わりはありません。 　また、今回ホームページ読者の長崎様からのご指摘により、このアニメの写真の並びに誤りがあることが判明しました。ここに訂正し、長崎様に御礼申し上げます。度々のご指摘ありがとうございました。